車庫証明とはどのような状況で取得するのか?
法令違反を避けるためにも、車庫証明はどのようなタイミングで取得すべきかを把握しておくことが重要です。
車庫証明は法律に基づく証明書ですが、実は普通車と軽自動車では取得条件などが若干異なります。現在所有している車両や今後購入予定の車両を考慮して、それぞれのケースを確認してみましょう。
普通車の場合
普通車を購入する際は、購入契約をしてからナンバープレートを取得するまでに取得する必要があります。転居や契約駐車スペースを変更する場合は、変更後15日以内に取得しなければなりません。車両購入時は販売業者から取得を促されることが多いため、忘れることはほとんどないでしょう。しかし、転居や契約駐車スペースを変更する場合は、つい忘れがちになるので注意が必要です。
仕事の都合などで期限内に取得することが難しい場合は、家族などの第三者が代理で手続きを行うことも可能です。代理人が手続きを行う際には、委任状を用意しておきましょう。
軽自動車の場合
軽自動車は一部の地域を除き車庫証明が必要ありません。軽自動車で車庫証明が必要な地域は「各都道府県の県庁所在地」「人口が10万人以上の市町村」「東京・大阪などの都市圏から30km圏内の市町村」です。ただし、これらの地域の中でも不要な場所も存在します。
一方、車庫証明が不要な地域でも「保管場所届出」が必要な場合があるため、注意が必要です。保管場所届出が必要かどうかは、各都道府県の警察署ウェブサイトに記載されています。