車庫証明とは取得の際にどのような点に注意すれば良いのか?
車庫証明とは取得の際に注意すべき点
車庫証明を取得する際には、いくつか留意すべきポイントがあります。保管場所として認められる場所には条件があること、また、交付後に標章を貼り忘れないことも重要です。ここでは、車庫証明を取得する際の注意事項について詳しく説明します。
保管場所として認められる場所は限られている 車庫証明を取得するためには、保管場所はどこでも良いわけではありません。具体的には、以下の3つの条件を満たす必要があります。
- 道路からの出入りが問題なく、自動車全体を収めることができること
- 車両の所有者が保管場所として利用できる権利を持っていること
- 自宅や会社から2km以内に位置すること
上記の条件を満たしていない場合、車庫証明を発行してもらえない可能性があります。
自宅や会社から駐車場までの距離は地図上の直線距離です。 また、これらの条件は保管場所の所在図・配置図に記載する必要があります。実際に確認される場合もあるため、虚偽の報告はできません。
交付後はステッカーを車に貼るのを忘れない 車庫証明の交付と同時に保管場所標章も交付されます。保管場所を確保している証明となるため、車両に貼るのを忘れないようにしましょう。
保管場所標章のステッカーには「9桁の標章番号」「保管場所の位置を示す都道府県および市町村名」「発行した警察署の警察署長」が記載されています。
保管場所標章を貼る位置は、車両の後部ガラスの目につきやすい場所です。法律で貼付が義務付けられているため、貼り忘れがないように注意しましょう。 剥がれてしまった場合や貼り方が不適切であった場合は、保管場所標章を再発行します。再発行には約500円の手数料が必要です。手数料は地域によって異なります。